[FC東京]

aoakame2005-09-10


中断前の神戸戦には行けなかったし、再開後も仕事やらなんだで浦和戦以外行けてなかったので久しぶりのホームゲーム。さらに国立というのも僕にとっては久しぶり。前節の柏戦は各所で読む限りではひどそうな内容だったし、金曜発売のエルゴラでも表紙に「W東京」扱いで低迷する両東京・両カップウイナーが記事になってたし、正直雰囲気はあまり良くない。


今日は久しぶりに戸田が復帰。スタメンに名を連ねる。さらに復帰した阿部ちゃんを見るのも久しぶり。こういう泥臭い選手がサッカーには絶対に必要なんだ。特に(攻守に覇気のない)今の東京には。


ところで、国立のナイターは気持ちが良い。スタンドに屋根がないうえに傾斜がきついから夕方の東京の空が広く見渡せる。ホーム側のゴール裏からだと、代々木のドコモタワー越しに新宿のビルが夕焼けに映える。


長谷川健太が監督になってからの清水は、東京に近いスタイル。お互い縦を目指すスタイルで潰しあい前半は予想通りの0−0。「佐藤」ことユキヒコが、オーバーラップした市川・サイドに流れるマルキーニョスと絡んでチャンスを作ってた。藤山との1対1の場面なんかもあって東京ゴール裏も盛り上がる。以前の鞠戦ほどではないけれどブーイングも出る。やっぱりアマラオに続いて「特別」な選手なんだろう。後半に下がったときには何年ぶりかの「俺たちのユキヒコ〜」まで歌ってしまった(笑)


後半10分頃に深い位置からの栗澤のFKを今野が折り返したところを戸田(!)が押し込んで先制。泥臭いゴールかと思ってけれど、リプレイを見たら綺麗なボレーだったのには驚いた。おまけに28歳のバースデーゴール。その後はかなり清水に押し込まれたけれど、なんとかしのいで1−0で勝利。下位相手だけに大事な3ポイントになる。


正直、内容はイマイチだったけど「勝ちたい」という気迫は感じられたからOKとしよう。やっぱり戸田や藤山みたいな選手が東京の原点だと実感した1戦だったな。