[レコード]
短い夏休みももう半分を過ぎ、同時に世間のお盆休みも終わりに近づいてくる。
毎年のことだけれど(夏が苦手な僕でさえ)この時期には「夏が終わるなあ」と感じ、ちょっと寂しくなってしまう。
今年の夏休みは特に、昨夜に大雨が降ってから急に涼しくなった。今日も昼ににわか雨がやってきて気温も下がり、殊更夏が終わってく感を強めてくれる。
そんなことを感じながら、ちょっと時期が早いしベタだけれど、ジョビンとエリスの「Aguas De Marco」が聴きたくなった。直訳だと「三月の水(雨?)」なのだけれど、南半球のブラジルでは季節が逆だからこれは秋の歌。たくさんのカバーがあるけれど、やっぱり有名なエリスレジーナとジョビンのデュエットに行き着いてしまう。
ジョビンの味のある声とエリスの楽しそうな歌いっぷり。音だけじゃあなくって、内ジャケの写真での2人の楽しそうな雰囲気が伝わってくる。(これはアナログ盤ならではの楽しみみですね。一応写真を貼っておきます。)他にもTRISTEやCORCOVADOといったジョビンの名曲をしっとりと味わえる。
個人的には、エリスのレコードで純粋に「ボサノバ」なのはこのアルバムくらいじゃないかと思うのだけどどうでしょうか?
- アーティスト: エリス・レジーナ&アントニオ・カルロス・ジョビン,エリス・レジーナ,アントニオ・カルロス・ジョビン
- 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
- 発売日: 2002/03/21
- メディア: CD
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