[レコード]

aoakame2005-04-26


JAZZレコードを集めだした初めの頃、一番好きだったのはリーモーガンだった。
ブルーノート盤を中心に買い集めてリーダー作は大体揃ってからは、モーガンがサイドで参加しているアルバムを探し始めた。ちょうどその頃、オルガンもの(いわゆるSOUL JAZZ)にも興味が出てきて、ブルーノートの4200番台やプレスティッジ7000〜10000番台のレコードを漁りだした。


このとき、ちょうど両方の嗜好が一致しててすごく欲しかった一枚がこの「THINK!」
(あとはチャールズアーランドのPR盤もあったかな。)


ブルーノートのオルガンといえば、何といってもジミースミスなのだけれど1500番台だとJAZZ色が強い気がするし、4000番台だとブルージーすぎる。ジミースミスは個人的にはやっぱり「ROOTDOWN」を筆頭に後のVERVE時代の方が好き。そんな訳で、ブルーノートのオルガンものの中では、ロニースミスとルーベンウィルソンあたりが好き。


結局聴いてみると、この「THINK!」はモーガンの参加なんてほんの付け合せ程度で、メインディッシュはやっぱりロニーの思い切りの良いオルガンに尽きる。1曲目の「SON OF ICE BAG」の出だしの印象的なフレーズから全員ノリノリで、アルバム全体を通して楽しめる一枚だと思う。


これも昨年のことだけれど、青山ブルーノートにルードナルドソンがロニースミスを連れてきたステージを観に行った。この時のメインはやっぱりルードナルドソン御大で、「アリゲイターブーガルー」なんかもすごく楽しそうに演奏してた。ロニースミスはやっぱりターバンを頭に巻いていて、(ジャケ写のイメージでは強面だけれど)にこにこと愛嬌のある感じで意外だった気がする。


最近はオルガンジャズもあまり聴いてなかったけれど、ひさびさに聴くとやっぱり良いですね。自然に身体が動いてしまうよね(笑)