[レコード]

aoakame2005-07-04


ミナス音楽の2回目はトニーニョオルタ。
僕にとっては「トニーニョの音楽=ミナス」というイメージ。何枚ものレコードとCD、あとはサイドでの参加作品も多くて、どれを挙げるか迷ってしまう。


有名なセカンドも素晴らしいけれど、「AQUI O!」1曲があまりにも飛び抜けている気がする。サードの「DIAMOND LAND」はあまり露出度は高くないけれど聴き易さでは1番かもしれない。でも、やっぱり大名曲「AQUELAS COISAS TODAS」のオリジナルな収録されているファーストにしよう。


個人的にはB面冒頭からの流れがすごく好き。ミナスものにありがちなロック臭もフュージョン臭もなくって曲・演奏ともに素晴らしい。他には誰にも真似できないギター、独特の魅力のあるボーカル、そしてメロディー・ハーモニーともに素晴らしい楽曲。B2の「AQUELAS COISAS TODAS」の高揚感。夕方か明け方に聴きたくなる。


この「AQUELAS COISAS TODAS」は変名も含めて幾つかのカバーがあって、特にセルジオメンデスのものが有名だけれど、どれも今CDで聴きにくいアルバムばかりなのはなぜなんだろう??このアルバム自体もCDでは見かけないし。

そんな中では比較的簡単にCDで聴けてかつ素晴らしいのはRCA時代のタンバトリオ。有名な、通称「青タンバ」の中に「SANGUESSA」という曲名で収録されている。これにはトニーニョ本人も参加してたと思う。

ブラック+ブルー

ブラック+ブルー


あとはトニーニョ本人のソロ演奏のアルバム「DURANGO KID 2」に弾き語りバージョンが収録されていて、このオリジナルと甲乙付けがたい。「AQUI O!」の弾き語りも入っていてこれも素晴らしい。輸入CDしかないけれど根気強く探せば見つかると思うので是非是非聴いてみてください。

Durango Kid 2

Durango Kid 2